和晃BLOG

旋削

2021.06.11

京セラさんの勉強会

 昨日、京セラさんが主宰する
「一線会」のWEB勉強会を受講しました。

受講といっても、Youtubeに動画をアップして
専用ページに埋め込んであるのを見るだけなんですが、
このスタイルで全然良いと思うんです。

以前、ブログにも書きましたが
ZOOMとかで配信すると
結局その時間に縛られますよね。
しかも内容のほとんどが一方的な配信であった場合
視聴者にとって生配信であるメリットなんもないんですよ。

それこそ、少数グループ単位の配信で、
途中で視聴者参加型とか、
グループワークがあるとかなら別ですけど。

あと、結局職場で見てると電話や対応が出てくるんです。
外に出て会場に行ってとかっていう話なら
強制的に集中できるんですけど、
職場環境では、ついつい集中の敷居が下がるのは仕方ないことかと。

発信元は、いかにダイレクトに熱量を伝えられるか
動画をアップしただけでは誰も見てくれないとか
いろいろ試行錯誤はされていると思いますが、
しっかりしたコンテンツであれば後からでも見ます。

ちゃんと集中できる時間帯を選んだり、
半分見て、残り半分を後から見たり。

つまるところ、主催者よがりではなくユーザビリティ
ここ重要です。

次回別の所のオンラインセミナーも予約しましたが
日程複数、時間帯も複数
これなら参加率上がるでしょ!って思われてるかもですが、
どの時間帯も微妙・・・
きっとお付き合いで参加ログインはしても
PCのバックグラウンドで流してるだけって参加者も多いんだろうなー

現場発信のみだった環境から
オンラインベースでの情報発信に切り替わった所は
本当に難しいですね。
形が整って、正解が見えてきたあたりでコロナが終息して
培ったものが無駄になるのか、
これを新たな武器の一つと出来るのか
数年後が楽しみです。

2020.12.01

止まってる?いや回ってる

 日本の技術はすごい!
なんて事を良く言われます。

昔アップル社がiPodを製品化する際に
わずか0.4mmのステンレス板を
ピッカピカにしたい!とジョブズが言い出し
背中の鏡面仕上げ方法をを
新潟県の燕三条にある金属加工業者へ相談しにきました。

当時、研磨の熱で歪むから
不可能だと言われていた加工でしたが、
試行錯誤の上、あの滑らかな
光沢ある手触りが完成したんです 

このエリアは鍛造・圧延・プレスなど
幅広い金属加工の技術が優れており
今でもピッカピカのステンレスのカップなんか人気の商品です 

そして先日JIMTOFのオンラインセミナーを見ていると
株式会社由紀精密さんが
オンライン講演をされていました。

こちらの会社は新潟の会社ではありませんが
下町工場として
今や宇宙開発部品や
時計の精密部品を作っている会社です。

以前、パリで開催された航空宇宙機器の国際見本市で
技術を体感してもらう為に
コマを作って展示したとの事。
実際の映像が静止画にしか見えない!!
その瞬間Amazon様で即購入 

実際回してみると、大した力を入れないでも
最初はブレていた中心がどんどん収まってきて
最終的には中心をとらえ、まったくブレなくなります!!

 

 

SEIMITSU COMAスゲー!
日本の技術スゲーー!

2020.11.19

そんな勝手な!!

 京セラさんの勉強会がありましたよ

このご時世講習会とかがないのでわが社へご足労頂き、みっちり2時間の勉強です 

今回は基礎の基礎ですので、諸先輩方には復習、わたくしには新鮮な経験です。

 

質問タイムには

金属が粘りあるってなんやー!?とか

アルミが軽くていいっちゅーなら

鋼扱ってるとこ

全部なくなっちゃうじゃん!とか

なんで、ねじ切りの刃に送り刃があるのと無いの

二つも作るんだよ~~!

ピッチがキレイになるなら

全部送り刃ありでいいじゃないか!とか

しょうもない事聞いても丁寧に教えてくれました 

 

そして、聞いてるだけだと一瞬混乱したのが

チップを取り付ける外内径ホルダの話  

 

チップ 右勝手と右勝手一緒 

間違えたらダメ

 

デモ、内径は左勝手と右勝手チガウ

京セラニンゲン勝手言う

 

ホルダーを実際に手に取ったイメージをして

時計回りのワークを削ろとすると・・・・

外側から・・・フムフム

内側から外に向かって・・・ほっほ~~!!

 

なるほど!納得ウホ!

 

これってバナナも同じですね!

 

 

 

 

あ、バナナは関係ないか

2020.10.30

旋削チップってかっこいい

いよいよ仮社員期間が最終日を迎えたはずの山田です。 

ある目的の為に追求したデザインって

無駄が無くてかっこいいと思うんです。

僕は異業種からやってきたので、実物を手に取ったことがなく

もともと工具とかが好きもあいまって

眺めるだけで非常に興奮する稀なタイプです。

特に旋削チップのフォルムが尊い

 

※京セラさんのCA5シリーズ

なんかもう、たくさん集めて魔法の扉とかにはめ込んだら

どーんと開くやつじゃないですか!!

材質も超硬合金、コーテッド超硬、サーメットなど様々な用途に合わせて使い分け

切り込みのサイズに合わせてサイズを選定したり角度を調整したり

適切なチップを選ぶことでワーク(素材)になめらかな曲線や凹凸の削り出しを行える。

イメージはコケシの削り出しですよね!!

公式ショップでは旋削チップの販売も開始予定です!

基本的には在庫のあるものを載せていくので、

営業日のご注文はできるだけ即日発送しますよー

個人の眺める用コレクションにもどうぞ( ´艸`)ムププ